ウェブサイトのSEO対策を進める上で、欠かせないのが「被リンク」の獲得です。
検索エンジンからの評価を高めるためにも、被リンクの獲得は欠かせませんが、そもそも「被リンクが何を意味するのか」を理解していないという方も少なくありません。また、被リンクは数ではなく質で評価されるため、やみくもに増やすとかえって逆効果になることもあります。
そこで本記事では、被リンクの概要やメリット、良質な被リンクを獲得する12の方法、獲得した被リンクの確認方法などを解説します。
Contents
被リンクとは何か?

被リンクとは、外部のウェブページやサイトから自社サイトへのリンクが貼られることです。
また、被リンクは「バックリンク(backlink)」とも呼ばれ、SEO(検索エンジン最適化)において重要な要素の一つとなっています。
Googleなどの検索エンジンは、被リンクを「他のサイトからの信頼や評価の指標」として捉えるため、質の高い被リンクを多く持つサイトは、検索結果で上位に表示される傾向にあります。
被リンクを獲得するには、ウェブサイトの運営者やウェブページの製作者などがリンクを貼りたくなるくらい「有益かつ質の高いコンテンツ」の制作が欠かせません。
例えば、専門知識を活かした記事コンテンツ、独自のデータや分析などがその一例です。
こうした価値あるコンテンツは、自然と他のサイトからリンクされやすく、結果的にSEO効果を高めることができます。
SEOにおける被リンクの重要性
SEOにおいて、被リンクは極めて重要な役割を担っています。Googleは被リンクを検索順位の評価基準として重視しており、信頼性のあるサイトから多くのリンクを受けているサイトは、検索エンジンにおいてより高く評価されます。
そのため、良質な被リンクを多く持つサイトは、検索エンジンから信頼を得やすく、検索結果の上位に表示され流可能性が高いです。
特に、自社サイトのテーマと「関連性が高いサイト」や「権威があるサイト」からの被リンクは、より高い評価を受けることができます。すなわち、被リンクの獲得においては、数だけでなく質も重要であり、質の高いサイトで自然にリンクを貼ってもらうことが、被リンク獲得戦略のポイントとなります。
また、2026年の現在はAIによる概要(AI Overviews)などのAI検索が広がっています。その中でも「第三者から言及され、リンクされている」ことは、サイトの信頼性を示す証として機能し続けていると考えられています。
質の高いコンテンツは、多くのユーザーやサイトから自然とリンクされやすく、結果としてSEO効果の向上につながります。
被リンクの効果やメリット
先ほども触れましたが、良質な被リンクを多く獲得することで、検索エンジンからの評価が高まり、検索結果の上位に表示される可能性が高くなります。
これが被リンク最大のメリットです。
また、記事を投稿あるいは更新した際は、データベースへの登録と検索エンジンによる評価が必要で、この役割を担っているのが「クローラー」です。クローラーはリンクをたどって情報収集をします。
そのため、被リンクが増えるにつれてクロール(サイトへの巡回)されやすくなり、インデックス登録が早まりやすくなります。
さらに、被リンクを通じて他のサイトからのアクセスも増加することで、ユーザーの認知度や訪問者数のアップも期待できるでしょう。
良質な被リンクと低品質な被リンクの違い
被リンクであれば何でもよいわけではありません。検索エンジンは被リンクを数ではなく質で評価しており、良質な被リンクと低品質な被リンクでは、SEOへの影響が大きく異なります。
良質な被リンクの基準は、次の3つです。
- 関連性の高いサイトからのリンク:自社サイトとテーマや業界が近いサイトからのリンクは、検索エンジンに「その分野で参照される価値がある」と伝わります
- 信頼性の高いサイトからのリンク:公的機関・業界団体・大手メディアなど、すでに信頼を得ているサイトからのリンクは、評価への影響も大きくなります
- 自然に貼られたリンク:コンテンツの価値を認めた相手が、自発的に貼ったリンクであることが前提です
一方、低品質な被リンクの代表例は、自社と無関係なサイトからのリンク、リンクを集めることだけを目的としたリンク集サイトからのリンク、売買されたリンクです。こうしたリンクは評価につながらないだけでなく、ペナルティの原因になることもあります。
次章で紹介する12の方法は、いずれもこの「良質な被リンク」を狙う手法です。3つの基準を頭に入れたうえで、自社に合う方法を選んでください。
良質な被リンクを獲得する12の方法

質の高い被リンクを増やすためには、以下の12の方法が有効です。大きく分けると、コンテンツで自然に集める方法、相手に働きかけて獲得する方法、情報発信で広げる方法の3つの系統があり、その大半は無料で、自社で取り組めるものです。
【コンテンツで自然に集める】
- 良質なコンテンツを作成する
- 自社データをまとめた記事を作る
- 無料ツールやテンプレートを配布する
【相手に働きかけて獲得する】
- 逆検索をして掲載依頼をする
- 自社顧客の紹介記事を作る
- 相互リンクを依頼する
- 監修者・専門家として協力する
- リンク切れページの代わりを提案する
【情報発信で広げる】
- シェアボタンを設置する
- SNSを活用する
- 外部メディアに寄稿する
- プレスリリースを配信する
これら12の方法について、ここから解説していきます。
良質なコンテンツを作成する
被リンクを獲得するために最も重要なことは「ユーザーが読みたい」と思うくらい、質の高いコンテンツを作成することです。
ユーザーのニーズを理解し、専門知識や独自の情報、実績や成功事例などを紹介することで、他のサイトからもリンクされる可能性が高まります。
特に、統計データやオリジナルの図解、ケーススタディなど、他の人にとって価値のある情報を含むコンテンツは、被リンクを自然に増加させる効果があります。
質の高いコンテンツの書き方は、以下の記事で詳しく解説しています。
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逆検索をして掲載依頼をする
もしも、自社コンテンツ(画像やデータなど)が無断で使用されている場合、被リンク獲得に繋げることができます。
ここでいう逆検索とは、Google画像検索による逆引き(逆画像検索)やコピペチェックツールを使って、自社コンテンツの使用元を探すことです。
まず「Googleの画像検索機能」や「コピペチェックツール」を活用して、自社コンテンツの画像や文章が、他のサイトで使用されていないか確認します。
著作物の無断使用が発見された場合は、速やかにそのサイトの運営者に連絡し、適切なクレジットと被リンクの付与を依頼しましょう。
これが、逆検索を利用して被リンクを依頼する一連の流れです。この確認を定期的に実施し、無断使用が見つかった場合は、クレジットとリンクの付与を依頼しましょう。
自社データをまとめた記事を作る
自社で調査したデータや情報をまとめたコンテンツを作成することも、良質な被リンクを獲得するための有効な手段です。
具体的には、検索需要のある統計データやランキング情報を発信しましょう。そうすることで、その情報を利用した他のサイトからリンクされやすくなります。
例えば、自社製品やサービスに関連する市場調査の結果を公開することで、他のサイトがそのデータを引用し、リンクを張ることが期待できます。
当社トゥモローマーケティングでも、リスティング広告のユーザー意識調査やBtoBサービスの購買行動調査などの調査レポートを公開し、記事や資料からの引用・被リンクの獲得につなげています。公開中のレポートは、以下の一覧からご覧いただけます。
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お役立ち資料(調査レポート一覧)
自社データを公開するときは、調査方法や調査期間など、データの収集方法を詳細に記載することで、そのデータの信頼性を高めることができます。結果として、被リンクだけでなく、サイト全体の信頼性も向上するでしょう。
また、自社独自のデータや情報を載せたときは、先ほどの逆検索を定期的に実施して、無断使用しているサイトから被リンク獲得に繋げる作業も行うとよいです。
自社顧客の紹介記事を作る
自社顧客の紹介記事を作成することは、取引先からの被リンク獲得にも繋がります。
つまり、顧客の成功事例や利用体験を詳細に紹介することで、顧客のウェブサイトからの被リンクを獲得できる可能性が高まります。
このような紹介記事は、検索エンジンに対しても自社サイトが関連性の高い情報を発信していることをアピールでき、実際の顧客の声を反映することで、ユーザーにも信頼感を与えられるでしょう。
例えば、顧客インタビューやケーススタディを含む記事は、顧客のサイトやブログで取り上げられる可能性が高くなるため、自然な被リンクの増加につながります。
相互リンクを依頼する
相互リンクとは、他のウェブサイトとお互いにリンクを貼り合う方法です。
自社サイトと関連する内容を発信しているウェブサイトに相互リンクを依頼することで、SEOの効果を狙うことができます。関連性の高いサイト同士がリンクを共有することで、検索エンジンはその内容を信頼性のある情報源と判断しやすくなるからです。
この方法は、お互いにメリットがあるため、相手に依頼をしやすいのも特徴です。
ただし、依頼してよいのは、事業や発信テーマに関連性のある相手に限ります。無関係なサイトとの相互リンクや、数を増やすことだけを目的としたリンク交換は、後述する「やってはいけない!被リンクの増やし方」に該当するため避けましょう。
シェアボタンを設置する
ウェブサイトやページ内に「シェアボタン」を設置することで、ユーザーがコンテンツを簡単にSNSで共有できるようになります。
SNSなどでコンテンツが多くの人々に広まれば、認知が拡大するだけでなく、被リンク獲得の可能性も高まるでしょう。
特に、ページの冒頭や末尾にシェアボタンを配置することで、読者がシェアしやすくなります。
シェアボタンによる直接的なSEO効果はありませんが、シェアされることでコンテンツが多くの人に見られる機会が増えるため、結果的に被リンクを自然に増加させることにも繋がります。
SNSを活用する
被リンクを獲得するために、X(旧Twitter)、Facebook、InstagramといったSNSの運用も欠かせません。
自社のウェブサイトやコンテンツをSNSでも発信することで、被リンクを獲得するチャンスが広がります。
そのためには、日常的にSNSを運用しつつ、自社の商品やサービスに興味があるユーザーを巻き込むことがポイントです。SNSがコンテンツをシェアするだけのツールにならないよう、日頃から情報発信のツールとして正しく運用しておきましょう。
なお、SNS上のリンクは基本的に検索エンジンの評価が直接渡らない仕組み(nofollow)になっているため、SNSでのシェアそのものにSEOの直接効果はありません。SNSの役割は、コンテンツがブログや他のメディアの運営者の目に触れる機会を増やし、そこからの自然な被リンクを呼び込む「間接的な入口」と捉えてください。
外部メディアに寄稿する
自社の専門分野に関する記事を、業界メディアや専門メディアに寄稿する方法です。寄稿記事の著者プロフィール欄や本文から、自社サイトへの自然な被リンクを得られます。
寄稿は、被リンクだけでなく、専門家としての認知獲得やメディアの読者層へのアプローチにもつながる一石二鳥の手法です。掲載側のメディアにとっても専門性の高い記事を確保できるため、双方にメリットがあります。
寄稿先は、「業界名+寄稿」「メディア名+寄稿募集」で検索して募集中のメディアを探すほか、日頃読んでいる業界メディアの問い合わせ窓口に企画を持ち込む方法もあります。
プレスリリースを配信する
新サービスの開始、調査結果の公開、事例の発表などをプレスリリースとして配信する方法です。配信内容がニュースサイトに転載されることで、複数のサイトからの被リンクにつながります。
PR TIMESなどの配信サービスを使えば、多くのメディアに一度に情報を届けられます。特に、前述の「自社データをまとめた記事」と組み合わせて、調査リリースとして配信する方法は、引用されやすく相性の良い組み合わせです。
ただし、配信サービス経由のリンクにはnofollow(検索エンジンの評価が直接渡らない設定)が付くことが多い点には注意してください。プレスリリースの狙いは、転載先からの直接評価よりも、リリースを見たメディアや個人が自社サイトを紹介してくれる二次的な被リンクにあります。
監修者・専門家として協力する
他社メディアの記事に監修者・専門家として協力し、監修者プロフィールから自社サイトへのリンクを得る方法です。
検索エンジンがコンテンツの経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を重視するようになり、記事に専門家の監修を求めるメディアは少なくありません。自社の専門分野で監修を引き受ければ、信頼性の高いメディアからの被リンクと、専門家としての実績の両方が手に入ります。
まずは、取引先やつながりのあるメディアに「この分野なら監修できる」と伝えておくことから始めましょう。
リンク切れページの代わりを提案する
外部サイトの記事からリンクされているページが削除・移転されて、リンク切れになっていることがあります。そのリンク元サイトに「代わりに自社の同等のコンテンツはいかがですか」と提案する方法です。
リンク元サイトにとってもリンク切れは読者の利便性を損なう問題のため、内容が合っていれば受け入れられやすい提案です。自社の既存コンテンツと同じテーマでリンク切れを起こしているページを探し、丁寧に連絡してみましょう。
無料ツールやテンプレートを配布する
チェックリスト、書類の雛形(テンプレート)、簡易的な診断・計算ツールなど、実務で使える素材を無料で配布する方法です。
こうした「引用したくなる素材」「紹介したくなる素材」は、まとめ記事やノウハウ記事で紹介リンクを得やすいのが特徴です。自社の業務で日常的に使っている資料を、外部向けに整えて公開するところから始められます。
配布ページには、素材の使い方や活用例も添えておくと、紹介する側がリンクを貼りやすくなります。
当社でも「LP(ランディングページ)制作前準備テンプレート」を無料配布し、紹介リンクの獲得につなげています。
被リンクが増えるコンテンツの作り方のコツ

前述の12の方法のうち、最も基本となるのが「良質なコンテンツの作成」です。
この章では、他のウェブサイトで紹介されたり、ページで引用されたり、SNSでシェアされたりするコンテンツに共通する、4つの要素を紹介します。
| 検索意図を理解する | キーワードの検索意図を正しく理解し、ユーザーが求める情報を発信する。キーワード選定ツールを活用して、検索意図を調査するのも効果的な方法の1つ。 |
| 専門性を高める | 自社データや信頼性のある一次情報を活用し、専門性の高い情報を発信する。専門家に記事の監修を依頼することも、専門性を高める有効な手段。 |
| 独自性を出す | 自社で調査したデータや成功事例、独自ノウハウを記事に盛り込むことで、競合サイトにはない独自の情報を発信する。 |
| 分かりやすくする | 表やグラフ、図解、画像などを効果的に活用し、視覚的に理解しやすいコンテンツを作成する。 |
これらのポイントを意識してコンテンツを作ることで、質の高い被リンクが自然と増えていくでしょう。
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被リンク獲得のわかりやすい事例

被リンクを獲得するためには、他のサイトから引用されやすく、ユーザーにとって有益な情報を発信することが重要です。
ここでは、以下の2つの事例を紹介します。
- 比較記事から被リンク獲得に繋げた例
- インタビューから被リンク獲得へ繋げた例
これらの事例も参考にしながら、自社が取り組むことができる範囲内から、アクションを起こしてみましょう。
比較記事への掲載から被リンク獲得へ繋げた例
比較記事は、被リンクを獲得する効果的な手段の1つです。
L社ではウェブ関連のツールを比較する記事を作成しました。その後、この記事内で紹介されたS社が、自社のニュース記事でL社の比較記事をリンク付きで紹介しています。
このように、特定のテーマに関連した商品やサービスを詳細に比較する記事を作成することにより、紹介された企業から被リンクを獲得できることがあります。
このとき、比較記事で取り扱った商品やサービスを販売する企業に、記事への掲載をお知らせし、さらに企業メディア内でリンクをしてもらうよう依頼することが重要です。
その結果、商品やサービスが掲載された記事が他のメディアやブログに引用され、自然と被リンクが増加するでしょう。
インタビューから被リンク獲得に繋げた例
インタビューも、被リンクを獲得するための効果的な方法の1つです。
情報通信業のR社は、様々な業種の取締役にインタビューを行い、それを記事にして発信しています。インタビューをした企業のメディアにて記事が紹介されることで、被リンクに繋げています。
この他にも、インタビュー記事の活用方法はいくつかあります。
例えば、自社の商品やサービスを導入した企業へのインタビューを実施し、自社メディアでその導入企業の成功事例を紹介する記事を作成しましょう。
さらに、この記事を相手企業のメディアでリンク付きで紹介してもらいます。その結果、自社と関連性が高いウェブサイトからの被リンクが増えるため、検索エンジンからの評価の向上にも繋がります。
獲得した被リンクを確認する方法

被リンクは「増やす」だけでなく、「どれだけ獲得できているか」を定期的に確認することも大切です。無料で使えるGoogle Search Console(Googleが提供する検索パフォーマンス分析ツール)で、自社サイトの被リンクを確認できます。手順は次のとおりです。
- Google Search Consoleにログインし、左メニューの「リンク」を開く
- 「外部リンク」の「上位のリンクされているページ」で、どのページがリンクを集めているかを確認する
- 「上位のリンク元サイト」で、どのサイトからリンクされているかを確認する
レポートに表示される外部リンクの合計数もあわせて記録しておくと、被リンク全体量の推移を追いやすくなります。
見るべきポイントは、リンクの数そのものよりも「どこから、どのページに」リンクされているかです。想定していないサイトからのリンクが大量にある場合は、後述する低品質リンクへの対処が必要になることもあります。
より詳しく調べたい場合は、Ahrefsなどの有料ツールという選択肢もあります。有料ツールでは自社だけでなく競合サイトの被リンクまで調査できるため、「競合はどこからリンクを獲得しているか」を参考に自社の獲得戦略を立てられます。
月1回など頻度を決めて、被リンクの状況を確認する習慣をつくりましょう。サイト全体の分析手順は、以下の記事で詳しく解説しています。
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やってはいけない!被リンクの増やし方

被リンクを増やす方法はいくつもありますが、中にはペナルティとなる方法もあるので注意が必要です。
以下の方法で被リンクを獲得することは、Googleのガイドライン違反になります。
- 被リンクを売買する
- 関連性がない相互リンクを増やす
- ワードサラダを使う
Googleは、これらの行為をスパムとして厳しく取り締まっているため、ウェブサイトのランキング低下やインデックスからの削除といったペナルティを受けることがあります。
この他にも、Googleがリンクスパムと判断するものがいくつかあります。どのような被リンクが禁止されているかは「Google検索セントラル(リンクスパム)」で確認することができます。
被リンクを売買する
リンクの売買は、Googleのガイドラインに明確に違反する行為であり、発覚した場合には厳しいペナルティを受けるリスクがあります。
例えば、以下の行為がそれに該当します。
- リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りする
- リンクに関して物品やサービスをやり取りする
- 特定の商品について記載してリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を送る
このように、金銭や物品を対価として被リンクを購入することは、検索結果のランキングを操作する不正行為と見なされます。
なお、現在も検索結果の広告などで、被リンクの販売をうたうサービスを見かけることがあります。広告として表示されていても、購入したリンクがガイドライン違反である事実は変わりません。「手軽に増やせる」という誘い文句に乗らないよう注意してください。
このような行為が発覚した場合、サイトの検索順位が大幅に低下するだけでなく、最悪のケースでは検索結果から完全に除外されることもあります。
リンクの売買に頼るのではなく、質の高いコンテンツを発信し、自然な方法で被リンクを獲得することが重要です。
関連性がない相互リンク
相互リンクは、SEO効果を狙ってお互いのサイトにリンクを張り合う手法ですが、関連性のないサイト同士で行うと逆効果となります。
関連性に乏しい相互リンクは、検索エンジンにスパム行為と見なされ、サイトの評価を下げる原因となります。
Googleはリンクの関連性や質を重視しているため、テーマや内容が大きく異なるサイト間でのリンク交換は避けてください。
リンクの数よりも質を重視し、関連性の高いサイトからの被リンク獲得を目指しましょう。
ワードサラダを使う
ワードサラダとは、自動生成プログラムを使って意味のない文章を大量に生成することを指します。
このようにして作られた質の低いコンテンツは、検索エンジンから評価されず、被リンクによるSEO効果は得られません。
Googleは、ワードサラダを用いたコンテンツをスパムと見なすため、サイト全体の評価を下げるリスクがあります。
低品質な被リンクを放置しない(リンクの否認)
自社では何もしていなくても、身に覚えのないスパムサイトから大量のリンクが貼られてしまうケースがあります。低品質な被リンクは、放置するとサイトの評価に悪影響を及ぼすおそれがあるため、状況の把握と対処が必要です。
対処の流れは次のとおりです。
- 前述のサーチコンソールの「リンク」レポートで、リンク元サイトを定期的に確認する
- 明らかに無関係なサイト・スパムサイトからの大量のリンクを発見した場合、まずはリンク元サイトに削除を依頼する
- 削除に応じてもらえない、または連絡先が分からない場合に限り、Googleの「リンク否認ツール」で該当リンクを評価対象から外すよう申請する
注意したいのは、否認ツールの使いどころです。否認は本来、明らかに有害なリンクへの最終手段であり、問題のないリンクまで否認してしまうとかえって評価を下げるおそれがあります。Googleも、ほとんどのサイトでは否認は不要としています。
判断に迷う場合は、自己判断で否認せず、SEOの専門会社に相談することをおすすめします。
被リンクの獲得方法についてよくある質問

被リンクの獲得について、よくいただく質問に答えます。
Q. 被リンクは自分で(無料で)増やせますか?
増やせます。本記事で紹介した12の方法のうち、良質なコンテンツの作成、自社データの公開、逆検索での掲載依頼、シェアボタンの設置、SNSの活用、無料ツールの配布などは、外部への支払いなしで自社で実行できます。
プレスリリース配信のように配信サービスの利用料がかかるものもありますが、大半の方法は無料で始められます。
Q. 被リンクがもらえるサイトやキャンペーンは使ってもいいですか?
おすすめしません。「登録するだけで被リンクがもらえる」タイプのリンク集サイトや、リンクと引き換えに特典を渡すキャンペーンは、自社と関連性のないリンクや対価性のあるリンクにあたる可能性が高い手法です。
Googleのガイドライン違反と判断されるリスクがあります。獲得した数だけリスクが増える手法よりも、本記事の12の方法のような、関連性と信頼性のあるリンクを狙ってください。
Q. nofollowのリンクでも意味はありますか?
あります。nofollowのリンクは検索エンジンの評価が直接渡りにくいものの、リンク経由の流入や認知の獲得にはつながります。
そこから自社を知ったメディアや個人が、通常のリンクで紹介してくれる「自然なリンクの呼び水」としての価値もあります。SNSやプレスリリース経由のリンクは、この間接効果を狙うものと捉えてください。
Q. AI検索が広がっても被リンクは重要ですか?
重要です。AIによる概要(AI Overviews)などのAI検索でも、引用・言及する情報源を選ぶ際には、サイトの信頼性が判断材料になるとされています。
第三者からの自然なリンクや言及は、その信頼性を裏づける要素と考えられているため、被リンク獲得の取り組みは2026年時点でも価値を失っていません。むしろ、AIに「引用する価値のあるサイト」と認識されるための土台になります。
自然な被リンク獲得を目指すことが重要

被リンクを獲得することはSEOの観点からも重要な戦略ですが、被リンクの獲得方法に固執するよりも、自然と被リンクされるような質の高いコンテンツを作成することが大切です。
自然な被リンクは、検索エンジンにとって信頼性と関連性のあるリンクと見なされ、SEO効果を高めることができます。本記事で紹介した12の方法から自社に合うものを選び、獲得した被リンクをサーチコンソールで定期的に確認する。
この「増やす→確認する→守る」の流れを習慣にすることが、安全で着実な被リンク対策につながります。
また、質の高い被リンクを増やすには、ウェブサイトのSEO対策、コンテンツ制作を戦略的に実施することが望ましいです。自社のリソースだけでは被リンク対策が難しい場合は、専門会社に依頼すると良いでしょう。
当社「トゥモローマーケティング株式会社」では、被リンク対策やコンテンツ制作を含めたSEO戦略、ウェブマーケティングなどの支援も行っております。SEOに関する無料相談も承っております。


